Wednesday, September 19, 2012

アメリカ

「あのさ、おれたち恋人になろう で、運命をともにしよう おれたち結婚するんだ
必要なものは全部このバッグに入ってる」

そういってぼくらはタバコ一箱とミセスワグナーのパイを詰めこんだ
バッグをひとつもって旅に出た アメリカを探す旅に。



ぼくらはピッツバーグからグレイハウンドに乗った。

で、ぼくは言ったんだ
「ねえキャシー いままでミシガンにいたことなんてもういまじゃ夢みたいだ
 この4日でサギノーからヒッチハイクしてピッツバーグまで来たんだよ」 
 
 おれはアメリカを探す旅に来てるんだ



バスのなかではおかしかったな
乗客の顔を見ながらゲームをするみたいに彼女は言ってた

「ね、ちょっと、ギャバジンのスーツを着たあの男はきっとスパイよ!」


だからぼくのほうも

「気をつけろよ やつの蝶ネクタイにはカメラが仕組まれてる。」
 なんて




「レインコートのタバコとってよ あと一本残ってると思うんだ。」
「もう1時間も前に吸っちゃったでしょ、、」


しかたなく
ぼくは窓の景色を眺めてた、彼女のほうは雑誌をパラパラとめくったりして
窓の外はだだっ広い草原で月がのぼっていくのが見えたよ


「キャシー おれ、なんだかよくわかんなくなってきちゃったな」


眠ってる彼女につぶやいた 
「おれにはまだなにも見つからないよ、それになんかわかんないけど
 虚しいかんじ わかるかな、、 なんなんだろ。。」


ニュージャージーの高速を流れていく車をただぼんやりと眺めてたんだ

みんなアメリカを探しに行くのかな
みんなアメリカを探しにきてるのかな 
いったいなにを探してるっていうんだろ
  


原曲 サイモン&ガーファンクル アメリカ


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どうにも無気力になってしまうときが
年に何度かあります。
ここ数日そんな日が続いて参ったなーと思って
そんなときはぼーっと音楽を聞いたりして
そういうのが終わるのを待つしかない と最近分かってきたのですが
たまたまサイモン&ガーファンクルのアメリカ っていう曲を聞いて
歌詞を聞いてみたら
すごく心に残って
調べてみると実にいろんな訳し方(言い回しとか)がありました。

ぼくは洋楽を聞き続けてきましたが
残念ながら歌詞に関してはほとんど注目することなく
過ごしてきました。
翻訳された歌詞カードを見ても
なんだかちっとも残らなかったから、だから歌詞なんてそういうものだと
思っていたところもあって。

tobaccojuiceというバンドを始めてすばらしい歌詞を書くボーカリストに出会ってから
その考えは大きく変わったものの、
洋楽に関してはやっぱりストレートには入ってこないので
内容をしらないことが多かったのです。

でもこのブログで時々リンクをした曲の歌詞も知らずにあげるのは
なんだかよくない気もして
調べてからあげるようにしてました。

その頃から洋楽の歌詞も気にするようになって
今回たくさんの訳したものをみて聞いて
自分の好きな曲で聞いてもらいたい曲があったら
自分でも訳してみたいな という気になって、
ただ自分の英語力はあまりにも不十分すぎるので
いろんな人の訳したものなど参考にしつつ
やってみました。

これは対訳とか和訳などといったものではなく
原作にたいするぼくの解釈くらいなんですけど
そういうのもおもしろいかなって思って
ものすごくよく言えば井上雄彦先生が描かれてる
宮本武蔵のバガボンドのようになったらななどと あ、すいません ほんと、、

自分の英語の勉強にもなるしな、、とか
意味全然違っても許してくださいませ。
これは跳訳です。。。 ということで。



ほんとはこんなことしてる場合じゃないんですけど、、
でもこの無気力のリハビリには最適でした。

ときどきまた時間があったら違う曲でやってみたいです。

ただちゃんと歌詞を聞いてみてこのアメリカって曲がすごく前の5倍くらい
好きになりました。 




こいつも自分探しかな